ついに、本を出版することとなりました。
令和6年10月20日発行
日本法令から「多様化する農業と労務管理」
多様化する農業、それにあわせて多様化する(農業の)労務管理。
単に、労務管理の解説本ではありません。
農業経営をサポートしたい士業の先生方、現に農業経営されている方、向けに労務管理の勘所を解説しました。あくまでも、集荷人である私が見てきた農家さんの実態から農業界を取り巻く事情と疑問、さらに家族経営から農業経営体と事業化されて労務管理が必要となる場面から実際に雇用をされてきて、労務管理において(私が考える)課題点、特に、労働時間の把握と設定の仕方については、詳しく解説しているつもりです。
さらに、管理者が必要となるようなある程度規模の大きい農業法人に必要な組織の作り方、人事評価の考え方、賃金設計の方法。6次産業化に向かう中で、労働基準法の適用除外がどのように外れていくのか、など解説しております。
正直、本を書くという作業がこれほど大変なことだとは思いませんでした。これまで研修でお話していた内容を中心に書いたのですが、すべて裏どり(根拠集め・・・もちろん、研修での内容に裏をとってないことはないのですが・・・)をしっかりと詰めなくてはなりませんでした。おかげで、研修内容にも自信がもてるようになりました。
そして、私の頭の中がしっかりと整理されました。
これからの農業界、色んな方向へと可能性があるなかで、「労務管理」「人材育成・定着」はある意味、その一部分ではあるかもわかりませんが、継続し発展し続けるためには不可避な分野です。
人生50年・・・・私も51歳、社労士として23年。取り組んできたことを整理できたことで、「アガリ」かな・・・と思うこともあります。
せっかく出させていただいた、書籍、どのような反響があるかは、見てみたいと思います。
(Amazonの書籍販売ページ)
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