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郷中教育と人材育成①

  • 執筆者の写真: 將詞 橋本
    將詞 橋本
  • 21 時間前
  • 読了時間: 2分

毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年1月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。)


今回から数回にわけて薩摩藩で実践されてきた「郷中教育」についてお話させていただきたいと思います。前回、後継者育成システムとして紹介しましたが、要は、「藩」という組織のなかで、藩が望む人材に育ってもらいたい、組織そのものを継続させるため、強固にするための基盤になったものです。前回も書いたように、その結束は、倒幕を引き起こす原動力、結束力となりました。このような仕組みは、ビジネス、会社、経営という部分に大いに参考になるものではないでしょうか。

島津家の精神訓である「いろは歌」を徹底させる仕組みとして広まった郷中教育、年長者が年少者を教育する制度と紹介しました。郷中教育の実態として、よくある「寺子屋」のような場所が各地にあり、師匠が存在した・・というものではありません。学び舎は、各家が交代で場所を提供し、年長者が交代で受け持つという形でした。この「年長者」というのが一つのポイントではないかと考えます。つまり、誰もが師匠になりえるということです。何か長けた知識が必要というわけではなく、「年長者」がこれまでの人生経験を踏まえて授業を行う。受講する者は、いずれ自分も「年長者」になることを想い描きながら授業を受ける。同時に、「年長者」を敬うという藩風を育てることにもなります。


薩摩藩には、「いろは歌」と並んで大切にされた「3つの戒め」がありました。

●「負けるな」⇒勇敢に戦うことで、人望を高める

●「嘘をつくな」⇒人を欺けば、人望を失う

●「弱い者いじめをするな」⇒卑怯なことをすると、人望を失う

自分自身に人望を備えることが、信頼をえることになり、人が集まる。結果として大きな仕事に取り組むことができる。大きな人間になれる・・という考えです。このようなことが小さな子どものころから学び続けます。


そして、もう一つの特徴、郷中教育は思考力を育てる教育ということができます。その辺り、次回以降にお話しします。



毎年 声をかけていただいてありがたいばかりの島根。

私は、出雲が大好きです。いや、ほんま。。

で、毎年寄せてもらっているのが、出雲市駅から徒歩数分のミートショップサイトウさん。

1年に1回しかいかないのに、おぼえてくださって、うれしい。。

いや、それ以上に肉が美味い、やすい、最高です。。


また、来年も行きたいっす。

 
 
 

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