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戦国武将の旗印 ①
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2021年12月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、戦国武将が掲げた旗印について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) さて、いきなりですが、人材不足がさけばれている昨今、農業界では作物がどんどん成長しているこの時期、労働力不足に悩んでおられる経営体が多くおられます。「人の定着」がすすめば、労働力不足も少しは解消できそうですが、定着がすすまないまま、仕事量が増えていくとなると、募集する人数も増します。「人材の定着」その前には、採用活動があります。採用活動の始まりは「募集」です。募集しても人が来ないということはよく聞きます。 採用の募集は、「花火」と同じだと思います。どれだけの人に見てもらうか、そのためには、広く広報すること、高く打ち上げること、大きな花火を打ち上げること。まずは、どれだけ多くの人の目に留まることができるか、そこがまず第一歩だと思っています。 戦国武将の中で、その時代、突拍子もな
將詞 橋本
6月18日読了時間: 2分


郷中教育と人材育成 最後
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年7月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) これまで、様々な場面において最善の策を選択する工程を教え込むことが薩摩藩の郷中教育であること、説明しました。また、その判断基準となるものが「いろは歌」であり、そこには薩摩人としての理念、信念が歌われており、それに基づいて一つの行動を選択すると。また、会社の経営でいえば「いろは歌」にあたるものが、経営理念であり行動指針となるところまで話をしました。 このような考え方、行動をとる者がどうしてリーダーに向いているのでしょうか。例えば、会社として起業し、30年間で数十億の売り上げをだすようになった社長、一代ですべてを作り上げ、非常に優れたリーダーであったに違いありません。ただ、その後を継ぐリーダーが、今の社長と全く同じ行動をとって、後30年で倍の企業と成長するのでしょうか。もちろん、「する
將詞 橋本
5月29日読了時間: 2分


郷中教育と人材育成⑥
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年6月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) 今回も明治維新の時代における薩摩藩の判断をみていきます。情勢が一気にかわったといわれる薩長同盟、薩摩藩家老であった京都二本松の小松帯刀邸で結ばれました。口約束であった同盟の内容を不安に思った長州の桂小五郎が、立会人の坂本龍馬に署名を求めた逸話も残されています。 さて、最終的に幕府を裏切り、長州と手を結ぶ薩摩藩の判断にはどのような考えがあったのでしょうか。 1 長州と同盟→幕府と戦闘→勝利→薩長政権 2 長州と同盟→幕府と戦闘→敗北→薩長断絶 3 長州と非同盟→幕府と共闘→長州滅亡→幕府、薩摩を攻撃 4 長州と非同盟→幕府と共闘→長州滅亡→幕府に恭順(以前と同じ) 薩摩藩は1を選択しました。同盟が成ったとき、「なぜ?」「犬猿の仲の薩長が?」とよく言われますが、このように整理してみる
將詞 橋本
5月18日読了時間: 2分


郷中教育と人材育成⑤
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年5月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) 江戸幕府以降、安定した政権が続きましたが、薩摩藩が大きく世にでだしてきたのが幕末から明治維新にかけてです。幕末に大きく薩摩藩の名が広まった事件として有名なのが、「生麦事件」(1862年9月)武蔵国橘樹郡生麦村において、薩摩藩主島津茂久の父久光の行列を横切った騎馬のイギリス人たちを藩士が殺傷した事件です。1名が死亡、2名が重症を負いました。 当時、行列を横切る者を切り捨てることは、幕府が定める法律では許されることとして、薩摩には責任はないとして、犯人の引き渡しと賠償金の支払いを拒みました。 ① 非を認めない→幕府の責任として突っぱねる→英国が幕府の責任を追及 ② 非を認めない→幕府の責任として突っぱねる→英国が納得せずに薩摩を攻撃 ③ 非を認める→犯人を差し出
將詞 橋本
5月12日読了時間: 2分


郷中教育と人材育成④
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年4月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) 郷中教育が根付いた薩摩藩が、藩の危機な状況にどのような答えを導き出したか、少し具体的な事例をいくつかあげたいと思います。 ●島津義久VS 秀吉 ~負けない戦い方~ 朝鮮の役の少し前、島津家16代当主島津義久、優秀な3人の弟ともに九州統一を目指すべく、秀吉から「惣無事令」(私戦禁止)が出されたにもかかわらず、無視し続け、大友家との闘いに明け暮れていました。面目をつぶされた秀吉は大群20万を九州に向けました。 ① 秀吉に戦いを挑む 結果 勝利 ② 秀吉に戦いを挑む 結果 敗戦 ③ 秀吉に降伏する 結果 許される ④ 秀吉に降伏する 結果 許されない 戦いを挑んで、20万の大軍に勝てる可能性がほぼなし。となると、「降伏する」となりますが、許される保証はあ
將詞 橋本
4月15日読了時間: 3分


郷中教育と人材育成③
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年3月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) 前回、このような質問をしました。AとBの犯罪者が存在し、二人は別件の容疑で逮捕されましたが、二人ともその犯罪に加担している可能性があるとして、別々の部屋で取り調べが行われます。そこで検事が司法取引をもちかけます。 Aの立場で考えると・・・ ① Aだけが自白 ⇒Aは無罪 ⇒Aにとっては最善 ② 両者黙秘 ⇒両者ともに懲役3年 ⇒2番目の終わり方 ③ 両者自白 ⇒両者ともに懲役10年 ⇒3番目の終わり方 ④ Aが黙秘 Bが自白 ⇒Aは懲役15年 ⇒最悪の終わり方 皆さんは、どのように考えられたでしょうか。 そうです、その時点での正解はありません。その時点で何を選択するのか、まったく先がわからないまま、答えだけはださないといけません。現在のビジネスの場にお
將詞 橋本
4月6日読了時間: 3分


郷中教育と人材育成②
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年2月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) さて、前回郷中教育は思考力を育てる教育ということをお話しました。これが、ビジネスシーンに仕える人材育成方法ではないかと思っています。皆さんも、様々なビジネスシーンでは「自分で考える」という力は持ってほしいと考えられていると思います。薩摩藩で取り組まれてきた郷中教育は、その思考力を育てる教育方法でした。 郷中教育は、「僉議(センギ)」による教育でした。「僉議」とは多人数で相談して決めること。つまり、相手の出方を想定して、次にどのような展開にするか・・・最適な答えを討議するという方式をとっています。そこに答えはありません。そこが、深く考えるという思考力を養う教育といわれるゆえんでもあります。 このような教育方法は、薩摩があみだしたものではありませんが、「いろは歌」の「ひ」に、
將詞 橋本
3月10日読了時間: 2分


郷中教育と人材育成①
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年1月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) 今回から数回にわけて薩摩藩で実践されてきた「郷中教育」についてお話させていただきたいと思います。前回、後継者育成システムとして紹介しましたが、要は、「藩」という組織のなかで、藩が望む人材に育ってもらいたい、組織そのものを継続させるため、強固にするための基盤になったものです。前回も書いたように、その結束は、倒幕を引き起こす原動力、結束力となりました。このような仕組みは、ビジネス、会社、経営という部分に大いに参考になるものではないでしょうか。 島津家の精神訓である「いろは歌」を徹底させる仕組みとして広まった郷中教育、年長者が年少者を教育する制度と紹介しました。郷中教育の実態として、よくある「寺子屋」のような場所が各地にあり、師匠が存在した・・というものではありません。学び舎は、各
將詞 橋本
1月31日読了時間: 2分


報徳仕法と京檸檬プロジェクト
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2024年8月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から二宮尊徳の報徳仕法について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) さて、今回は「報徳仕法」の最後、「推譲」です。 ●「至誠」(この上なく誠実に物事に取り組み) ●「勤労」(至誠の心で今ある仕事に向き合い) ●その結果「分度」(身の丈にあった生活をすること) ・・・で得たモノ・コトを「推譲」する、 という流れが報徳仕法の考え方です。すなわち、「推譲」とは、人に与える、こと。この「与える」は実際の物質だけのことを言っているのではありません。これまでの人生で得た知識、仕事で得た財など、自分が持つべき分度を超えるものを、自分以外(これには、他人はもちろん、将来、地域も含まれます)に譲るということです。前にも書いたかもわかりませんが、二宮尊徳の言葉で「湯船の湯は向こうへ押せば、こちらに帰る」というものがあります。湯船に浸かって、湯が冷たいと感じ、
將詞 橋本
1月3日読了時間: 3分


報徳仕法と・・・
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2024年7月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から二宮尊徳の報徳仕法について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) では・・・・ これまで、「至誠」「勤労」と二宮尊徳の「報徳仕法」を紹介してきました。今回は、3つ目、「分度」です。「分度」・・あまり使わない言葉ではありますが、簡単にいえば「身の丈」ということです。収入以上に支出すれば、赤字になるのは当然です。収入の範囲で生活し、少しでも残すこと、これが積み重なることで「富」を得ることとなる、いわゆる積小為大です。二宮尊徳は非常に質素倹約な方でした。それは生まれ育った環境がそうさせたのか、但し、その考え方がいくつもの村を再興する仕組みづくりとなりました。 この「分度」は決してお金だけのことではありません。私は、今年で53歳となりましたが、社会保険労務士として開業したのは平成13年、29歳のときでした。他の先生の下で経験を積んだこともなく、
將詞 橋本
2025年12月31日読了時間: 3分


報徳仕法と渋沢栄一
毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2024年6月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から二宮尊徳の報徳仕法について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。) では・・・・ 今回は、前回に引き続き二宮尊徳の「報徳仕法」の中の2つ目、「勤労」のについて書きます。「勤労」については、単に「働く」行為を指しているには違いないのですが、尊徳は、勤労について、「至誠をもって勤労する」と説いています。つまり、働くとは単に金銭を稼ぐためや名声のために働くものではなく、各々の職業の価値に誇りをもち、その仕事を高めることに力を入れ、そして徳に報いる、と説きます。 どのような仕事であっても、誇りをもって懸命に取り組む、このことを広めた人物の一人が渋沢栄一です。渋沢栄一については、何度か書かせていただきましたが、どんな仕事にも誠心誠意ことに当たることが重要だと説いています。 現代人はいわゆる「時世におもねる(媚びをうる)」傾向が強いが、一面からみれ
將詞 橋本
2025年11月2日読了時間: 3分


報徳仕法と吉田松陰
久しぶりに更新します。 といっても、今回から毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2024年5月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から二宮尊徳の報徳仕法について書いています。(もちろん、色んな歴史に関...
將詞 橋本
2025年10月8日読了時間: 3分


地域活動と年金 トーク
令和7年8月2日 八尾市市民活動ネットワークセンターにて、「地域活動と年金の話」というイベントに参加させていただきます。 今でこそ、農業に特化した社会保険労務士として仕事をさせていただいておりますが、そもそも社労士の資格を取得するきっかけとなったのが「年金」でした。平成13...
將詞 橋本
2025年7月20日読了時間: 2分


「多様化する農業と労務管理」
今月20日、無事に書籍が出版となりました。 多くの方から、お祝いの言葉をいただきありがとうございました。 労務管理という部分だけにスポットをあてているように見えますが、集荷人としてみてきた青果物流通に関する疑問、長年、生産者から色々な話を聞いてきた経験をもとを踏まえて、「雇...
將詞 橋本
2024年10月27日読了時間: 2分


書籍発行のご案内
ついに、本を出版することとなりました。 令和6年10月20日発行 日本法令から「多様化する農業と労務管理」 多様化する農業、それにあわせて多様化する(農業の)労務管理。 単に、労務管理の解説本ではありません。 農業経営をサポートしたい士業の先生方、現に農業経営されている方、...
將詞 橋本
2024年9月13日読了時間: 2分


適用除外=長時間労働OKではありません
何度も書いていますが、農業は労働基準法の第41条に該当し、労働時間などの法的な規制は受けません。だから、長時間労働がOKというわけではありません。 農業以外の業種では、法定労働時間(1日8時間 1週40時間)が定められており、時間外労働についても上限規制がされています。(基...
將詞 橋本
2024年8月5日読了時間: 3分


これからの農業は労働時間②
前回、①として「これからの農業は労働時間」の記事を書きました。今回は②。 前回も触れましたが、家族経営が主ではなくなって(この主ではないというのは、家族経営を否定するわけではなく、昔は子どもたちの手伝いも当然のこととして家族経営だったものが、クラブ活動、塾など学校が終わった...
將詞 橋本
2024年2月18日読了時間: 3分


これからの農業は労働時間 ①
「これからの農業は労働時間」という話をしたいのですが、そこに行きつくまでの段階があります。それほど、農業はこれまで、労働時間と無縁でした。 農作物そのものが、委託販売がメインでしたので価格の決定を他に委ねてました。これが農業です。となると、どれくらいの労力をかけようと、それ...
將詞 橋本
2024年1月20日読了時間: 2分


社員のモチベーションや、リーダーシップ、マネジメントの前に
いつも質問をいただくので、特に力を入れて話をしています。 「社員が定着するにはどうしたらいいですか」 まずは、労務管理です。 労務管理が基礎になって、人事管理、マネジメントがあるのです。労務管理が豆腐みたいにふにゃふにゃで、てっぺんで社長がいくらいい経営理念を叫んでも、礎が...
將詞 橋本
2023年12月3日読了時間: 2分


京檸檬プロジェクト協議会 京檸檬酎ハイ
令和5年11月14日、寶酒造さまより「寶CRAFT 京檸檬」が発売されました。 法人化してから5年、ようやく発売できる量の檸檬の収穫がかなったということで発売となりました。 この協議会は、単に生産者の集まりではありません。...
將詞 橋本
2023年11月25日読了時間: 1分
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