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郷中教育と人材育成②

  • 執筆者の写真: 將詞 橋本
    將詞 橋本
  • 2 時間前
  • 読了時間: 2分


毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年2月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、この回から薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。)






 さて、前回郷中教育は思考力を育てる教育ということをお話しました。これが、ビジネスシーンに仕える人材育成方法ではないかと思っています。皆さんも、様々なビジネスシーンでは「自分で考える」という力は持ってほしいと考えられていると思います。薩摩藩で取り組まれてきた郷中教育は、その思考力を育てる教育方法でした。


郷中教育は、「僉議(センギ)」による教育でした。「僉議」とは多人数で相談して決めること。つまり、相手の出方を想定して、次にどのような展開にするか・・・最適な答えを討議するという方式をとっています。そこに答えはありません。そこが、深く考えるという思考力を養う教育といわれるゆえんでもあります。

 このような教育方法は、薩摩があみだしたものではありませんが、「いろは歌」の「ひ」に、相手を思いやる気持ちをもて、というのがあり、そこから「相手が何を考えているのか」に発展したと考えられています。しかも、郷中教育の考える最適な答えは、「勝つこと」ではなく「負けない」こと、が最優先されます。これは「家を守る」ことにつながり、家を守るなら、引き分けでもかまわない、負けさえしなければ次がある。たとえ、みじめな姿をさらしたとしても、負けないことが最優先される、そのための方策を思考する、これが郷中教育の理念となっています。


 例えば、「囚人のジレンマ」という話を聞いたことがありませんか?AとBの犯罪者が存在し、二人は別件の容疑で逮捕されましたが、二人ともその犯罪に加担している可能性があるとして、別々の部屋で取り調べが行われます。そこで検事が司法取引をもちかけます。Aの立場で考えると・・・

①     Aだけが自白 ⇒Aは無罪 ⇒Aにとっては最善

②     両者黙秘 ⇒両者ともに懲役3年 ⇒2番目に終わり方

③     両者自白 ⇒両者ともに懲役10年 ⇒3番目の終わり方

④     Aが黙秘 Bが自白 ⇒Aは懲役15年 ⇒最悪の終わり方


どのように考えますか。





 

 今年度、縁あって、長崎に4回行きました。もちろん、仕事です。

いや、ええ街です。京都違って、チェーン店が少ない。

どこのお店も美味しい。(食べ物が)

長崎ちゃんぽん、ハトシ、一口餃子、もつ煮、おでん、焼酎よりも日本酒。


 またお願いします。(笑)

 
 
 

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