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郷中教育と人材育成③

  • 執筆者の写真: 將詞 橋本
    將詞 橋本
  • 13 時間前
  • 読了時間: 3分

毎月顧問先に送らせてもらっている「狸通信」にて、私が寄稿している記事から、2023年3月号。毎回、人材育成の話を歴史になぞらえて書かせてもらっていますが、薩摩藩の郷中教育について書いています。(もちろん、色んな歴史に関する本を読ませてもらって・・・の話題です。。)




前回、このような質問をしました。AとBの犯罪者が存在し、二人は別件の容疑で逮捕されましたが、二人ともその犯罪に加担している可能性があるとして、別々の部屋で取り調べが行われます。そこで検事が司法取引をもちかけます。



Aの立場で考えると・・・

①     Aだけが自白 ⇒Aは無罪 ⇒Aにとっては最善

②     両者黙秘 ⇒両者ともに懲役3年 ⇒2番目の終わり方

③     両者自白 ⇒両者ともに懲役10年 ⇒3番目の終わり方

④     Aが黙秘 Bが自白 ⇒Aは懲役15年 ⇒最悪の終わり方


 皆さんは、どのように考えられたでしょうか。


 そうです、その時点での正解はありません。その時点で何を選択するのか、まったく先がわからないまま、答えだけはださないといけません。現在のビジネスの場においては、このような場面が多くあります。皆で様々なアイデアや討論の末、課題の解消を行っていくうえでは、皆の意見をぶつけ合うことで最善の策(誰もが納得いく策)となるのですが、そこでだれも発言しないとどうでしょうか。これほどみじめな会議はありません。

 会議の場で、何の発言もないまま、議題がそのまま通ってしまう、こんなことよくあるのではないでしょうか。


 郷中教育では、まずはそのような無意味な会議がなされないよう、参加するすべての人間が考え、発言する、ような機会を与えます。また、参加する者が納得するような言動・行動を導き出す、人望を得る訓練だったといえます。様々なビジネスシーンで参加する者はそれぞれに(課題解決のための)発言をする。束ねる者は、出尽くした意見をまとめ、皆が納得できる解決策を提案する(これが人望を得る)、このような訓練が日常的に行われてきた、ここに幕末、明治維新で活躍できた薩摩藩士の考え方というのがあるのではないかと思います。



少し前になりますが、お客さんから高糖度のとまとを頂戴しました。

「めぐりとまと」


高糖度を追及されているだけあり、非常に美味しいトマトでした。

トマトを栽培されている法人さんは数多く知っていますし、仕事柄、色んなトマトを食べてきましたが、フルーツに近いという意味では最高でした。

しかも、めぐりとまとの中にも数種類あるようで、頂戴したのは「アズキ」と「潤」

「アズキ」は食べた瞬間から甘さが広がり、ガツンとくる甘さ

「潤」は余韻を残す甘さ

どちらももちろんおいしいですが、私の好みは余韻があって奥が深い甘さを感じる「潤」


トマトにもそれぞれあって、面白い。





 
 
 

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